極めつづけるこだわりの銘品・人物を
ご紹介していきます
2024.03.06
地域の「まるっと幸せ」をめざす相澤農園
長野県飯綱町最北端のりんご農家
実家へ帰るたび、あったはずの家が無くなっていくのは、さびしい。田畑が草ぼうぼうで荒れているのを見るは、つらい。担い手がいないからと祭りを止めてしまった地域があると聞けば、かなしい。
転勤続きの仕事で各地をまわり「やっぱり田舎がいい」と、実家のある飯綱町へ戻った。子どもたちが走りまわる当たり前の風景が、自慢の「ふるさと」になるよう地域を守りたい。
めざすゴールは、みんなが幸せに暮らせる元気な地域。地域全体をまるっと幸せにして、楽しく暮らしていきたい。
荒廃した地は、木を伐り、草を刈って農地に再生する。水田へ戻せないほど荒れてしまった地でも、そばとりんごなら育てることができる。
りんごの高密植栽培は、誰でもできる利点がある。高度な剪定技術を必要とせず、作業が単純化され効率的で、基本さえ守れば初心者でも100歳になっても楽しく携わることができる。やれる人が増えれば、さらに園地を広げることができ、新たな雇用も生まれて、地域が元気になっていく。栽培面積は着実に年々増えている。
「りんごのまち」と呼ばれる飯綱町の最北端にある農園で、りんご、稲作、そば、養蜂、養鶏と楽しみいっぱいの毎日です。
自然に恵まれ、昼夜の大きな寒暖差が、りんごにたっぷりの果汁と豊かな甘み、シャキッとした食感をもたらします。
りんごジュースは本来のおいしさを届けるよう、収穫して3日以内に絞るのが、こだわり。飯綱町の澄んだ空を見ながら、種類によって変わる口当たりとのど越しなどをイメージして「あさひ」「おひさま」「つきよ」といったネーミングで、ラベルにもこだわりました。りんごの受粉を手伝う蜜蜂たちが集めたハチミツ「百花密」もおすすめです。
相澤農園
長野県上水内郡飯綱町
大字芋川4353
電話 080-1099-8309
Fax 026-253-2644
https://aizawafarm-gosyonoiri.com/